時間の使い方h2-icon-diary

五月も半ばを過ぎた。肌寒かった今年の春であるが、もはや初夏の陽気である。

このコラムをスタートして三週間が経った。開始にあたり、二週間に一回は原稿を書くと公約をしたのだが、すでに約束違反である。断じて小生の怠慢ではない。忙しいのである。

循環器を専門にしているので昼夜を問わず診療があるし、副院長業務などという役職に就いているので、四六時中PHSは鳴るわ、書類を見ろと言われるわで、朝から晩まで休憩時間というものがない。ぶっちゃけた話、研修医の指導どころではないのである。

しかし、それを言っては身もふたもない。どの病院でも、良い指導医ほど忙しいのである。そんな中で何とかやりくりして研修医の役にたちたいと思っているのですよ。

というわけで、研修医も考えなければならない。指導医の限られた時間の中で、研修の成果が挙がるように工夫をするべきである。

しっかり勉強をしてほしい。当然のことである。その日にやったこと、失敗したこと、指導されたこと、感じたこと。その日のうちにこれらを片づけて、必要なことは調べておいてほしい。その過程で疑問点を整理し、指導医に聞きたいことをリストアップしておいてほしい。そうやってフレッシュな気持ちであしたを迎えるのである。

修行中の身にとってはあたりまえの態度だが、きちんとできている研修医は稀有である。机の上の散らかり具合がそれを証明している。

容易なことではないかもしれない。しかし君たちが独り立ちしたら、今の数倍の仕事をこなさなければならなくなるのだ。学生時代のチンタラと時間を無駄にする習慣を、きびきびとメリハリがあり、ビビッドな習慣に改めなければ早晩行き詰まってしまう。

一日は24時間であり、これは平等である。しかしながら、24時間もあると思う人と24時間しかないと考える人とでは、未来は大きく異なるのである。

 
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