年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	306	72	104	182	320	448	1101	1777	1419	513

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	65	33.20	20.84	6.15	83.00
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	42	17.31	12.58	0.00	76.95
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	30	13.83	9.79	10.00	79.40
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等２なし	13	24.69	19.29	15.38	84.15
110290xx99x00x	急性腎不全手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	12	30.50	13.55	0.00	87.92

入院患者平均年齢75歳以上となっており、患者さんの高齢化により重症化する傾向があるため、入院日数も長くなりますが、退院支援に主治医チームが積極的に加わることにより連携を密にし、在院日数の短縮に成功しています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸手術なし手術・処置等１あり	120	2.00	2.03	0.00	56.22
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	34	25.56	20.84	11.76	84.79
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし	33	11.88	9.59	0.00	66.15
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	25	22.92	18.84	0.00	79.80
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	20	16.00	14.62	10.00	78.10

呼吸器内科は、肺炎や肺癌での入院患者が多く、また、その他にCOPD（慢性閉塞性肺疾患）や気管支喘息、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群などの入院加療、検査を行っております。早期の離床や退院に向けてのリハビリ、在宅支援準備などを行い入院期間の短縮に努めておりますが、特に肺炎において平均年齢が高く、入院期間が長くなることもあります。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし副傷病なし	120	2.33	3.01	0.00	68.79
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし副傷病なし	101	4.74	4.40	0.00	70.10
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	70	26.64	17.71	7.14	84.31
050050xx99200x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１２あり手術・処置等２なし副傷病なし	63	2.73	3.15	0.00	71.94
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし副傷病なし	45	8.67	10.80	2.22	77.82

循環器内科は心臓や足の血管が狭くなったり、詰まってしまった病気や、不整脈、そして心不全といった病気を治療する診療科で、そのための血管内手術も担当します。経験豊富なカテーテル治療の専門医も在籍しており、急性心筋梗塞の患者さんに対しては、24時間365日体制で対応しており、昼夜を問わず緊急で行われます。
当院におけるこれらの処置の特徴は、入院期間が長くならないように配慮していることと、なるべく患者さんに負担を減らせるよう、侵襲の低い方法を選択していることです。心不全の患者さんは高齢化時代を迎えてどんどん増えてきています。できるだけ短期間で改善させ、筋力低下を防ぎ、自宅退院が可能になるように心がけています。そして心不全患者さんが、なるべく再入院しないようにコントロールできるように、【上越地区心不全連携パス】システムを立ち上げ、クリニックなどの地域医療機関とも密に連携を図っています。
不整脈に関しても、外来での投薬管理に加え、入院での除細動、カテーテルアブレーション、ペースメーカー治療を行っています。

腎臓・糖尿病内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	17	30.94	11.67	5.88	72.12
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２１あり副傷病なし85歳未満	15	19.73	13.72	0.00	64.80
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	12	25.75	17.71	0.00	79.08
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	10	20.80	12.58	10.00	84.10
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	ー	ー	20.84	ー	ー

慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群などの腎疾患の診断と治療を行っています。また、慢性腎不全に対する治療を行っています。
透析患者は年々増加傾向です。透析患者は多彩な合併症を持つため、様々な臓器に対する知識と適切な対応が必要です。当院では外科手術後あるいは心臓疾患罹患後の急性期の治療にも対応しています。
シャント手術やインターベンションも積極的に行っています。また、腹膜透析も行っています。救急処置を含めた内科疾患全般、外科的処置の両方を幅広くカバーしています。
できるだけ短期間での退院を心がけておりますが、ご高齢の患者さんや合併症などで入院期間が長くなることもあります。
糖尿病に関しては、教育入院やインスリン導入を行っています。糖尿病性腎臓病など、合併症の診療も行っています。

※患者数が10名に満たない項目については、個人特定を避けるため「-」を表示し公開しておりません。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	81	9.78	9.79	6.17	78.12
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	58	7.74	8.27	0.00	75.00
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	18	10.61	7.65	0.00	55.72
010069xx97x00x	脳卒中の続発症手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	15	19.40	12.09	26.67	77.27
01021xxxxx0xxx	認知症手術・処置等１なし	15	22.47	17.53	33.33	77.47

消化管（食道、胃、大腸）、胆道（胆嚢、胆管）および膵臓、そして肝臓と幅広い領域の疾患の診断および治療を行っています。
消化管（食道、胃、大腸）の早期がんに対する内視鏡的切除術（ESD）、進行がんに対する抗がん剤治療や緩和医療、総胆管結石や胆道腫瘍に対する内視鏡的治療、胃ろう造設術（PEG）など様々な治療を行っています。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	33	5.00	5.01	0.00	71.79
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	32	36.63	16.13	21.88	76.00
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	13	13.54	7.10	7.69	71.00
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	12	31.58	16.16	25.00	73.58
010160xx99x00x	パーキンソン病手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	10	35.60	17.72	10.00	79.50

発病初期からの診断、検査、リハビリを有機的に組み合わせて、医学的問題点の解決のみならず、生活に必要な社会福祉的な配慮（家屋改造のアドバイス、訪問介護、ヘルパーの導入など）も十分に行い、必要な場合にはいつでも入院できる体制を整えております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	115	4.97	6.19	0.00	1.97
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	52	4.48	5.39	3.85	5.00
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	25	5.44	5.69	0.00	2.48
030270xxxxxxxx	上気道炎	20	4.55	4.94	0.00	1.45
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎手術・処置等２なし	17	4.65	5.73	0.00	2.65

小児科では小児や新生児のCommon diseaseを中心に診療を行なっております。
神経疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、内分泌疾患など、とりあつかう疾患は多岐に及びます。

長期間の入院加療を要する疾患や高度医療を要する疾患であった場合は、より専門的な治療を行なうことができる高次病院に責任を持って紹介させて頂いております。

お子さんが夜間や診療時間外に発病した場合は、診療体制の関係上、主に救急外来で対応させて頂きます。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	100	4.78	4.85	1.00	69.91
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	37	6.00	5.45	0.00	45.30
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	29	6.72	7.13	3.45	64.45
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	26	12.96	15.02	0.00	71.69
060020xx02x00x	胃の悪性腫瘍胃切除術　悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	24	14.46	16.12	0.00	71.71

当科では一般外科として様々な疾患を扱っており、特に悪性疾患については消化器内科・放射線科・病理検査科とともに術前・術後検討も行い、患者様の診断と治療のフィードバックを常に行って安全に医療を提供できるよう心がけています。　腹腔鏡手術は、適応のある疾患に積極的に導入し、胃癌、大腸癌などの悪性疾患をはじめ、鼠径ヘルニアや虫垂炎、胆石症などでも積極的に行っています。腹腔鏡下ヘルニア手術は新潟県内トップクラスの症例数を誇ります。病期や状況によりますが腹腔鏡手術が施行できた患者様は、傷が小さく、術後の痛みも少なく、在院期間も劇的に短くなって、大変喜ばれています。この春から日本内視鏡外科学会技術認定医資格を持つ佐藤先生が当科に赴任されました。胃癌の内視鏡手術はもちろんのこと、食道癌の内視鏡手術も行えるようになりました。また、当院では緩和ケアサポートチームや栄養サポートチームがあり、患者様の治療のお手伝いをさせていただいています。がん緩和ケアチームはがん治療のスタートから手術や化学療法、放射線治療などに対する不安を取り除き、安心してがん治療を受けていただけるよう治療の相談や説明を行っています。栄養サポートチームは栄養状態の改善を図ることにより、病気の治癒能力を高め、早期退院に寄与します。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等２なし	30	6.23	10.34	0.00	58.10
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）手術・処置等２なし	18	4.50	6.10	0.00	54.17
090010xx99x2xx	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２２あり	ー	ー	29.20	ー	ー
090010xx99x00x	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	ー	ー	8.43	ー	ー
090020xx97xxxx	乳房の良性腫瘍手術あり	ー	ー	3.94	ー	ー

当科での乳がんの新規手術症例は年間で70例前後になります。10例以下の症例に関しては個人特定の危険性があるため「－」で示しています。乳がんは術前術後に当科、放射線科、病理診断科、生理検査科と共に合同検討会を行っており、より安全で安心して治療を受けていただけるよう配慮しています。術後の回復も早く、当科の乳腺手術患者様は全国平均よりも早く退院できるようになりました。乳がんの治療には様々なものがあり、外来でがんの診断を受けてからは、緩和ケアサポートチームが治療に対する不安、ご心配に対しての不安を取り除き、安心して治療を受けていただけるよう、治療の相談や説明を行っております。悪性疾患のみならず良性疾患に関しても積極的に治療を行っておりますので、外来にてお気軽にご相談ください。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	16	30.56	18.81	62.50	68.13
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	15	29.13	16.13	26.67	74.13
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	11	11.64	7.34	9.09	51.00
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	10	11.30	9.67	10.00	67.40
010050xx02x00x	非外傷性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等手術・処置等２なし副傷病なし	ー	ー	11.86	ー	ー

脳神経外科の手術方針は、予定手術であれば無剃毛、最小限の皮膚切開、小さな開頭、できればキーホール(鍵穴)での手術です。
美容上も満足度高く、社会復帰までの日数は短くできます。
脳動脈瘤に対してはより確実で術後血管検査を繰り返す必要がないクリッピングという直達術を原則にしています。

※患者数が10名に満たない項目については、個人特定を避けるため「-」を表示し公開しておりません。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	30	6.70	6.21	0.00	41.40
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍子宮全摘術等	29	13.28	9.71	0.00	48.07
120170xx99x0xx	早産、切迫早産手術なし手術・処置等２なし	29	20.59	19.06	3.45	29.48
120165xx99xxxx	妊娠合併症等手術なし	17	15.94	11.79	0.00	33.24
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部（腟部）切除術等手術・処置等２なし	15	4.00	3.13	0.00	32.93

お産はDPC対象外のため除外しております。
良性の婦人科疾患に対する手術を行っています。また、比較的早期の子宮体癌、子宮内膜増殖症、子宮頚部異型上皮から子宮頚部上皮内癌および卵巣がんに対する手術も行っています。
良性の卵巣腫瘍に対しては腹腔鏡手術も行っています。
切迫早産、妊娠性高血圧症候群などでごく早期の早産を除く合併症妊娠の治療も行っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	616	2.18	2.78	75.50
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり片眼	35	11.37	9.33	59.40
020200xx9700xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１なし手術・処置等２なし	31	6.32	6.29	70.97
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	28	6.54	6.71	70.29
020240xx97xxx0	硝子体疾患手術あり片眼	27	7.07	5.95	65.26

白内障手術（水晶体再建術）は年間616件の治療を行っております。
網膜剥離は1年間で人口1万人あたり1人の発症率と言われていますので、上越地区で発生した網膜剥離の大半を治療していることになります。
その他の黄斑疾患、硝子体出血などの硝子体疾患に対してもできる限り当院で完結するようにしています。
加齢黄斑変性は外来治療のため上記には記載されていませんが、年間約800件の治療を行っています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	64	32.06	25.94	68.75	84.25
160760xx97xxxx	前腕の骨折手術あり	26	7.96	5.54	0.00	57.85
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	22	37.68	19.40	9.09	81.82
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	19	31.95	23.56	0.00	78.05
160980xx99x0xx	骨盤損傷手術なし手術・処置等２なし	14	41.71	19.59	0.00	83.50

整形外科では外傷、脊椎疾患、関節疾患、スポーツ疾患などに対する手術治療および保存的治療を行っています。
また高齢の方々で増加傾向にある骨粗鬆症に対して、専門的な検査と最新の各種薬物治療を行っています。
脊椎疾患に対しては内視鏡を用いたヘルニア摘出術や低侵襲脊椎固定術など、できるだけ体への負担が少ない手術を行っています。
また膝や股関節の変形性関節症に対して多くの人工関節置換術を行っています。
高齢者の大腿骨近位部骨折に対して多くの骨接合術や人工骨頭置換術を行っており、術後は上越地域の連携パスを利用して転院先で十分なリハビリテーションと在宅復帰支援を行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	ー	ー	12.55	ー	ー
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	ー	ー	9.00	ー	ー
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	ー	ー	7.90	ー	ー
080190xxxxxxxx	脱毛症	ー	ー	3.44	ー	ー
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	ー	ー	4.01	ー	ー

皮膚科では、膿皮症・帯状疱疹が上位となっております。

※患者数が10名に満たない項目については、個人特定を避けるため「-」を表示し公開しておりません。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり副傷病なし	140	3.26	2.49	0.00	71.03
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	68	13.03	7.07	1.47	73.65
11012xxx040x0x	上部尿路疾患体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）手術・処置等１なし副傷病なし	51	3.12	2.64	0.00	62.76
11012xxx97xx0x	上部尿路疾患その他の手術あり副傷病なし	30	13.40	7.38	16.67	73.23
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	26	13.88	12.58	0.00	70.27

泌尿器科では、前立腺針生検を行い前立腺癌の早期発見につとめております。
尿路結石治療については、経尿道的レーザー装置・体外衝撃波結石治療装置を導入し治療を行っております。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	73	ー	22	29	11	38	1	8
大腸癌	18	16	40	23	21	43	1	8
乳癌	26	ー	ー	ー	16	14	1	8
肺癌	ー	ー	ー	12	ー	89	1	8
肝癌	ー	ー	ー	ー	ー	ー	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	14	11.21	61.29
中等症	66	21.39	78.12
重症	31	21.68	83.55
超重症	10	33.10	79.40
不明	ー	ー	ー

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	149	43.12	79.06	25.15
その他	18	30.06	76.83	2.40

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	101	1.28	4.74	0.00	71.26
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	26	0.00	15.08	3.85	68.92
K597-2	ペースメーカー交換術	26	0.00	6.15	0.00	77.27
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	24	1.42	10.21	0.00	75.00
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	22	0.00	16.59	0.00	75.73

循環器内科は心臓や足の血管が狭くなったり、詰まってしまった病気や、不整脈、そして心不全といった病気を治療する診療科で、そのための血管内手術も担当します。
当院循環器内科では以下のような手術を、全国標準よりも短い入院期間で、積極的に行っています。治療後の早期回復、合併症の減少努力、不要な入院期間の短縮の努力によって、予定のカテーテル手術などは昨年よりもさらに平均在院日数(入院期間)は短縮しております。
カテーテル手術件数も昨年よりも増加しており、閉塞性動脈硬化症などの下肢の血管治療も積極的に行っております。
経皮的冠動脈ステント留置術はカテーテルという細い管を血管内に挿入し、心臓に血液を送っている血管、冠動脈を広げる治療で、狭心症や心筋梗塞の患者さんに対して行われます。心筋梗塞は突然発症するため、24時間365日対応で行っております。
ペースメーカー植え込み術は、脈が遅くなるタイプの不整脈の人に行う手術で、適正な脈拍数を実現して、息切れやめまい、失神などの症状を改善させます。
歩行時に足が痛くなる、足が冷たいなどの症状の下肢閉塞性動脈硬化症に対しては、足に血液を送っている動脈が狭くなる病気であり、足の症状を改善させる目的で、狭い部分を広げるための四肢の血管拡張術が行われます。
外来も常時対応しておりますので、どうぞご相談ください。

腎臓・糖尿病内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K610-3	内シャント又は外シャント設置術	11	8.36	23.73	0.00	62.55
K0842	四肢切断術（指（手，足））	ー	ー	ー	ー	ー
K2761	網膜光凝固術（通常）	ー	ー	ー	ー	ー
K4612	甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術（両葉）	ー	ー	ー	ー	ー
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	ー	ー	ー	ー	ー

腎臓内科が関係する手術では、血液透析を行うための、自己血管を用いた内シャント設置術が最も多いです。自己血管が乏しい場合には人工血管移植術を行なっています。他には、拡張バルーンを用いた経皮的シャント拡張術も行っています。
新規の血液透析導入や修復のための内シャント設置術が多く、最近は人工血管移植術や長期留置型カテーテルが増加傾向です。
経皮的シャント拡張術は現行のシャント温存に有用であり、これからも増えていくと思われ、外来治療も行っております。
また、腹膜透析を選択された場合、連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術を行っています。

※患者数が10名に満たない項目については、個人特定を避けるため「-」を表示し公開しておりません。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	61	20.66	19.85	31.15	77.61
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	55	0.04	6.76	0.00	74.91
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	45	1.49	12.93	8.89	80.56
K654	内視鏡的消化管止血術	24	0.21	15.38	0.00	73.58
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの）	22	0.77	7.55	13.64	75.45

早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）を数多く行っています。これは胃がんを内視鏡を用いて完全に切除する治療です。また最近では胃のみでなく、食道や大腸の早期がんに対しても積極的に行うようにしています。
内視鏡的胆道ステント留置術は胆石や腫瘍などにより胆管が狭くなって黄疸や胆管炎を発症した際に、内視鏡を用いて胆管にチューブを留置して胆汁の流れを良くする処置です。
また経口摂取が困難な場合に胃ろう造設術（PEG）も行っています。

神経内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K386	気管切開術	ー	ー	ー	ー	ー
K154-3	定位脳腫瘍生検術	ー	ー	ー	ー	ー
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	ー	ー	ー	ー	ー
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	ー	ー	ー	ー	ー
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定）	ー	ー	ー	ー	ー

経口摂取が不可能な場合、経鼻胃管による経管栄養は苦痛ですので、胃瘻造設を施行しています。

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外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	81	1.01	3.23	1.23	69.20
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	38	1.13	4.95	2.63	65.74
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	36	0.56	4.28	0.00	44.14
K6552	胃切除術（悪性腫瘍手術）	21	1.24	13.33	0.00	74.05
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	21	1.38	13.24	0.00	77.10

当院では予定手術は、術前検討会にて複数医師の目で検討し適格な治療を心掛けています。また悪性疾患については外科・消化器内科・放射線科・病理検査科とともに術後検討も行い、患者様の診断と治療のフィードバックを常に行って安全に医療を提供できるよう心がけています。
また、この春から日本内視鏡外科学会技術認定医資格を持つ佐藤先生が当科に赴任されました。胃癌をはじめとして腹腔鏡手術は今まで以上に積極的に導入しており、食道癌の手術もおこなえるようになりました。ヘルニアの内視鏡手術では新潟県内トップクラスの症例数を誇ります。ヘルニアや虫垂炎はほとんど傷がわからないくらいに治り、入院期間も劇的に短くなって、社会復帰も早くなり、多くの患者様に喜ばれています。
疾患別や腹腔鏡手術数の推移につきましてはホームページにて紹介していますのでご覧ください。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	19	1.00	4.05	0.00	55.32
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	18	1.00	2.50	0.00	54.17
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	ー	ー	ー	ー	ー
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	ー	ー	ー	ー	ー
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	ー	ー	ー	ー	ー

当科での乳がんの新規手術症例は年間で70例前後になります。10例以下の症例に関しては個人特定の危険性があるため「－」で示しています。当院では乳腺疾患の手術症例に対して、外科、放射線科、病理検査科、生理検査科などと合同で術前術後の検討会を行い、より安全、安心な医療の提供できるよう心がけています。乳腺外科術後の患者様の入院期間はどんどん短くなってきており、現在ではほとんどの患者様が数日から１週間以内に退院されています。乳がん術後の患者様に関しては、術後の外来経過観察は１０年を基本とし、まさかの再発に備えて適宜検査なども行っております。外来では乳がんの二次精検はもちろんのこと、乳がん検診も含め、マンモグラフィーや超音波検査、CT、MRIなど様々な診断装置を用いて正確な診断と治療を心がけていますので、乳がんが心配だという方はお気軽にお電話ください。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	15	0.47	17.20	20.00	73.67
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	12	0.58	48.67	58.33	59.33
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	ー	ー	ー	ー	ー
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	ー	ー	ー	ー	ー
K1492	減圧開頭術（その他）	ー	ー	ー	ー	ー

慢性硬膜下血腫の穿孔洗浄術は簡単な手術ですが、再発率は一般に10～20％と言われています。
簡単な手術とはいえ、再発は可能な限り少なくする工夫、努力は必要と考え、当科では3.5％となっています。

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産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	37	1.05	4.57	42.14
K877	子宮全摘術	35	1.06	11.23	47.97
K867	子宮頸部（腟部）切除術	15	1.00	2.00	32.93
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術	13	1.00	4.77	49.00
K9091ﾛ	流産手術（妊娠１１週までの場合）（その他のもの）	13	0.00	1.00	34.77

良性の婦人科疾患に対する手術を行っています。また、比較的早期の子宮体癌、子宮内膜増殖症、子宮頚部異型上皮から子宮頚部上皮内癌および卵巣がんに対する手術も行っています。
良性の卵巣腫瘍に対しては腹腔鏡手術も行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	612	0.06	1.01	0.00	75.45
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	128	0.38	7.26	0.00	66.41
K2762	網膜光凝固術（その他特殊なもの（一連につき））	ー	ー	ー	ー	ー
K278	硝子体注入・吸引術	ー	ー	ー	ー	ー
K279	硝子体切除術	ー	ー	ー	ー	ー

白内障に対する手術である水晶体再建術はほとんどが同時に眼内レンズを挿入し、翌日から視機能が回復します。翌日の診察が必須であり、病棟を有しますので基本は1泊2日入院でおこなっています。希望によっては日帰り手術にも対応しています。
網膜剥離、網膜前膜、糖尿病網膜症、眼内出血などの網膜・硝子体疾患に対する硝子体茎顕微鏡下離断術も積極的に行っております。
半数以上が紹介された方で、治療後にもとの医療機関に経過観察を依頼しています。

※患者数が10名に満たない項目については、個人特定を避けるため「-」を表示し公開しておりません。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	49	3.10	31.43	65.31	85.12
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	23	1.13	29.43	0.00	76.43
K0811	人工骨頭挿入術（肩，股）	22	5.05	26.64	59.09	80.73
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除）	17	2.41	21.29	0.00	67.35
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	16	1.94	33.81	6.25	73.31

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	68	2.94	9.57	2.94	73.63
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	51	0.61	1.51	0.00	62.76
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	34	1.35	9.53	5.88	74.06
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	28	2.32	8.46	3.57	60.21
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）	21	1.48	10.14	0.00	74.90

尿路結石治療については、経尿道的レーザー装置・体外衝撃波結石治療装置を導入し治療を行っております。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	ー	ー
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	24	0.38
180010	敗血症	同一	27	0.43
180010	敗血症	異なる	25	0.40
180035	その他の真菌感染症	同一	ー	ー
180035	その他の真菌感染症	異なる	ー	ー
180040	手術・処置等の合併症	同一	32	0.51
180040	手術・処置等の合併症	異なる	ー	ー

令和元年度 上越総合病院 病院指標

令和元年度　上越総合病院病院指標