2018年12月05日
11月20日、27日の両日、2年目看護師による事例報告会を開催しました。毎年2年目の看護師は、自己の看護観に照らし合わせ看護を振り返り、今後の看護に繋げていくことを目的に、一人ひとり事例をまとめて発表しています。皆さんの成長が感じられうれしく思いました。 この報告会では、2年目の皆さんの振り返りを共有し、職場の仲間たち自身の看護も振り返る機会となるよう期待して企画しています。 新人教育2年目担当 小関主任看護師
2018年12月03日
本年度は、当院の専門・認定看護師それぞれの専門分野の「排泄ケア」についての学習会を開催しました。5回シリーズ最終回は「脳卒中です。でも、トイレに行きたいです。」~退院を見据えた排泄ケア~でした。コアな分野ながら46名の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。今回はより多くのスタッフに聴講してもらうため、ビデオ撮影を行いました。 脳卒中というと言語や運動障害を思い浮かべますが、感覚・高次脳機能障害という他者にも患者さん自身にも気が付きにくい障害を抱えている場合があります。よって「トイレに行って排泄する」ことは患者さんにとって非常に高度な身体活動で、自宅退院のキーポイントです。この課題に取り組むには看護師や医師、リハビリ、栄養士など多数のコメディカルとのコミュニケーションとチームワークが必要です。一人でも多くの患者さんが自宅に戻り、再び地域で生活できるようにこれからも務めていきたいと考えています。 「脳卒中リハビリテーション看護」認定看護 峰村 奈津美
2018年11月26日
三連休の最終日、11月23日に「心電図モニター講習会 ベーシックコース」が開催されました。厚生連上越地区の糸魚川総合病院、けいなん総合病院からの参加も含め看護師32名が上越総合病院の講堂に集合しました。 心臓の動きと心電図の基本から不整脈の基本までみっちり5時間勉強しました。重篤を招く危険な不整脈を見落とさないように、明日からの看護ケアに活かしていきたいと思います。
2018年11月14日
11月10日、長岡の中央看護専門学校で看護部研究発表会が開催されました。私達「老人保健施設 アルカディア上越」では「施設におけるユマニュチードの効果」という研究を発表し、介護部門で最優秀賞を受賞しました。ユマニチュードとは認知症高齢者に対して有効とされる技法です。今回の受賞は大変うれしく思います。今後も今回の研究成果を活かし、より良いケアが提供できるよう励んでいきたいと思います。 アルカデイア上越 前田 剛史
2018年11月08日
11月6日、火災訓練を実施しました。6階病棟で火災が発生した設定で、火災発生元の責任者である看護師長の行動を監査しました。 スタッフに的確に初期消火や避難誘導を指示する病棟師長でした。
2018年11月06日
専門・認定看護師会研修会シリーズの第4弾として、10月29日に「最後のそのときまで”生きる”を支える看護支援」をテーマに研修会を開催しました。 参加していただいた看護師一人ひとりに「最後まで自分らしく生きる」ために大切にすることはなにか、実際にどんな治療やケアを希望するのかを自分のこととしてイメージしてもらった上で、患者さんに寄り添い、支援するために必要な看護的視点とスキルについてお伝えしました。今後も継続して、院内の看護ケアの向上に努めて参ります。 がん看護専門看護師 金井 紀江
2018年10月04日
9月29日、県立看護大学で行われた「上越地域看護研究発表会」に参加しました。毎年行われているこの研究会は、上越地域の病院等が取り組んだ看護研究の発表や実践報告を行い、これらを通りして上越地域の看護職員が情報共有・交流することを目的としています。この研究会に当院も毎年参加しており、今年度は「保湿ローションを使用したスキンケアの有効性」と題して発表を行いました。日頃のケアを振り返り、より良いケアを実践するための試みとして大変有意義な内容でした。この研究の成果を是非取り入れて個人に適したスキンケアに繋げていってほしいと思います。 4北病棟看護師長 丸田直美
2018年10月03日
専門・認定看護師会研修会シリーズの第3弾として、10月1日に「尿道カテーテル管理を見直そう」のテーマで、感染対策チームと共催で研修会を開催し看護師、看護補助者、介護士75名が参加しました。 台風のため、9月の予定を延期したこともあり、今回も夜中に過ぎ去った台風にドキドキしましたが、無事研修会を終えることができました。 患者さんを尿道留置カテーテル感染から守るために、日頃実践している「カテーテルの管理」についての必要性を再認識し、看護ケアの向上に向けて取り組んでいきます。 講師:感染管理認定看護師 村田
2018年09月20日
7月の「オムツ交換を見直そう」8月の「陰部洗浄を見直そう」で学んだことが実践できているか、9月4日技術確認を行いました。その結果、実践できていない三項目をニュースを発行しスタッフに周知しました。みんなでケアのスキルアップを目指し技術を習得します。 専門・認定看護師会 感染管理認定看護師 村田 忍
2018年09月04日
日本人間ドック学術大会が8月30日、31日と新潟朱鷺メッセで開催され、当院健診センターから「受診勧奨方法における効果評価からがん検診精度管理を考える」という演題で口頭発表させていただきました。 がん検診は対象がんの死亡率の減少が原則とされますが、定期的ながん検診の受診、及び必要に応じた精密検査の受診等その後の管理も大切となります。学術大会に参加することで日々の業務の振り返りや他施設での取り組み、また同じ健診の現場で働く方との交流も生まれます。それらは仕事に対するモチベーションを高め、業務効率化や職場の活性化につながると考えます。保健師という立場から健診の現場を盛り上げ、上越地域の健康増進・維持に貢献できるよう努めていきます。 健診センター 保健師 吉田