2022年08月30日
こじょんのび便り!2022年第4号
研修医2年目も1/3を終え、初期研修医生活も終わりが見えてきた8月下旬となりました。
あっという間に時間は過ぎていくものですね。
それだけ、一日一日充実しているということなんだと思いますが、
日々みなさんに支えられながら研修をできていることに感謝しています。
最近は産婦人科をローテーションしました。
そこでは、帝王切開術を執刀しました。
帝王切開術とは手術で赤ちゃんをお腹から出産する方法のことです。
自らの手で羊膜を開け、破水させる時、大きな鳴き声とともにその子の一生が始まりました。
手術中は、次の手術工程で頭がいっぱいでしたが手術が終わり、びしょ濡れの手術着を脱ぐ時には、今までに感じたことがない感動に襲われました。
『虹の麓には宝物が詰まっている』なんて言いますが、その宝箱を自らの手で開けてしまった
ような感覚でした。
このような貴重な経験を体験させていただいた先生方とメディカルスタッフの方々には感謝しかないです。
もちろん、産婦人科以外のローテーションの際もこのような一生の思い出に残る経験はたくさんさせてもらいました。
こじょんのび便りでは分量的に厳しいので割愛しますが、皆さん(特に医学生さん)には
この宝箱を開けることを是非楽しみにしていてほしいです。
今は、座学で医学知識を学んでいる段階で苦痛かもしれませんが、研修医となればきっと
その知識達が線を結び、宝の方角を指し示してくれます。
世はまさに、大海賊時代!!(笑)
そんな、時代は初期研修の2年しかありません。
是非、当院で一緒に研修をし、たくさんの経験を見つけにいきましょう。
上越総合病院では個性豊かなクルー達が日々航海(後悔?)しながら成長しているので、
是非一度見学しに来てください!首を長くして待ってます!
麦わらのルフィーより
写真:8月7日(日)に行われたマイナビフェアでの風景