2026年02月09日
この文章がホームページに掲載される頃には、私の研修期間も残り2か月弱となっていることでしょう。もともと上越に縁のなかった私ですが、いざ離れることを考えると、一抹の寂しさを感じています。 実は、上越での生活は私にとって初めての一人暮らしでしたが、病院の周囲にはスーパーや飲食店が充実しており、生活に不自由を感じることはありませんでした。強いて挙げるとすれば、閉店時間が比較的早い点でしょうか。新潟市に出かけることもありますが、上越に戻ると落ち着きます。 そんな研修生活の中で、先日、医療プロフェッショナルワークショップという院内研修に参加しました。いわゆる「プロ」、私で言えばプロの医師になるために、大切にすべき心構えをグループで考えました。プロフェッショナルの語源は “profess=宣誓する” であるそうで、最後には一人一人が宣誓の言葉を書き残しました。振り返ると、困っている人を助けたいという一心で志した職業ですが、日々の業務に追われる中で、いつの間にか信念や目標にほこりが被っていたことを実感しました。入職時、上越総合病院のエントリーシートに「患者さんの背景や気持ちに寄り添える医師を目指します」と書いていたにもかかわらず、書いたことすら忘れていたのが正直なところです。 こじょんのび便りは、病院職員の皆さま、患者さん、そして医師を志す学生さんなどが主な読者だと思いますが、私は未来の自分にもこの文章を読んでもらいたいと考えています。この文章を目にした未来の私が、「研修生活は楽しかったな」「上越総合病院で多くの方に支えられながら研修をしたな」「最近は初心を忘れかけているかもしれない」と立ち止まって思い出すことができたら――そんな願いを込めています。 上越総合病院で働く先生方の中には、当院で研修生活を過ごされた後、各地で研鑽を積み、再びこの地に戻ってこられた方が多くいらっしゃいます。私もいつか上越に帰り、「皆さまのおかげで、ここまで成長することができました」と胸を張って言えるよう、これからも努力を重ねていきたいと思います。これを読んでくださった職員の皆さまは、末永く健康でお過ごしください。
2026年02月06日
当院研修医西尾先生は、新潟県イノベーター育成臨床研修コースに所属しており、 2年次後半に県内の医療機関が抱える課題に取り組む半年間のプロジェクトワークに取り組んできました。 チーム上越の3名の研修医は、さいがた医療センターの先生方、総合病院の先生方のご協力のもと課題に取り組み、2月4日「精神科と総合病院をつなぐ せん妄講演会」を当院を会場として開催。せん妄の対応ガイドを説明し、取り組んだ内容を発表しました。 指導医に情報を確認しながら、ガイドやスライドを作成していました。大変お疲れ様でした!
2026年01月20日
日本専門医機構 共通講習「医療プロフェッショナリズムワークショップ」開催報告 2026年の年始め、上越地域の臨床研修医が集まり「医療プロフェッショナリズムワークショップ」を開催しました。 このワークショップは日本専門医機構認定の共通講習であり、受講により医療倫理2単位が取得できます。 参加した研修医の皆さんは、普段の診療現場を題材とした4つのシナリオを材料としてロールプレイとグループ討論を行い、プロフェッショナルとしての医師像を探求していきます。加えて、医療従事者や自らの行動を振り返るSEAシートの作成も行いました。 研修医からは、「患者・患者家族の視点を大切にする基本姿勢を再認識した」「ディスカッションが盛り上がって良かった。 多職種や先輩後輩ともやってみたい」などの感想がありました。
2026年01月20日
去る1月14-15日にインドネシア留学生3名が来院しました。 新潟県内の地域医療を学ぶ一環として、当院の内科や総合診療科で研修中の臨床研修医に同行し、診療現場を見学していただきました。 英語が堪能な研修医の先生方と和気あいあいの雰囲気の中、真剣に学習に取り組む姿がありました。 見学にご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。
2025年12月23日
THE RESIDENT CIRCLE 不識庵 主催「志水太郎先生の教育レクチャー」開催 2025年12月20日(土)志水太郎先生をお招きして教育レクチャーを開催しました。 不識庵所属の各施設から研修医と医学生が参加しました。 今回は上越総合病院の研修医が経験した症例をもとに参加者全員でいろいろな可能性を探りながら症例検討を行い、 志水先生からは豊富な知識を余すことなく研修医へレクチャーしていただきました。 志水先生、ありがとうございました。次回も楽しみにしています。
2025年12月15日
お仕事体験ボランティアを振り返って 大学時代の恩師にお声がけいただき、2025年7月にパシフィコ横浜で開催された「サマーコンファレンス2025」にボランティアとして参加しました。 このイベントは幼児から小学生を対象とした子ども向けのお仕事体験で、私は医師・看護師・医学/看護学生から成るボランティアとともに、ドクター・ナースのお仕事体験ブースの運営を担当しました。 子どもたちには、血圧やSpO₂などのバイタル測定、聴診、耳鏡を使った観察、予防接種についての学習、針を付けない注射器を使った模擬注射、さらにレントゲン写真を見て骨折部位を指摘する、といった体験をしてもらいました。 私はその中でレントゲン写真のコーナーを担当し、レントゲンの仕組みを説明するとともにクイズを出題しました。 子どもたちに関節と骨折の違いを理解してもらうのに苦労した一方で、胸部レントゲンの隅に写る鎖骨骨折を見抜く3歳児がいたりと、驚きと発見の連続でした。また、保護者の方から「この骨折は手術になりますか?」といった鋭い質問が寄せられる場面もありました。 他のコーナーでは、特に注射体験が人気で、幼児たちが満面の笑みでパパやママに注射している姿がとても微笑ましかったです。 子どもの注射は「暴れて大変」という印象を持たれがちですが、最近は予防接種前に医師が子どもに分かりやすく説明し、納得したうえで接種を受けてもらう取り組みも行われていると聞きます。 子どもたちが生き生きと注射を行う様子や、クイズに真剣に取り組む眼差しを見て、子どもだから説明しても理解できないとは限らないと実感しました。病院を受診した際に何をするのかを理解してもらうことは大切ですが、現場では時間や余裕がないことも多いからこそ、このようなイベントを通して医療に触れ、親近感を持ってもらうことの意義を感じました。 また、私自身は救急外来で小児患者さんを診察する際、「泣かないでほしい(聴診ができなくなるので)」と心の中で願いながら、どこかおっかなびっくり接してしまうところがあり、子どもへの対応に苦手意識もありました。 しかしボランティアの医師・看護師・学生たちは、子どもと目線を合わせてしゃがみ込み、丁寧に説明し、溢れんばかりの笑顔を向けており、その姿がとても印象的でした。私にとっても、子どもとの関わり方を見つめ直す良い機会となりました。 病院の外で地域の皆さまと関わるこうした機会は大変貴重です。このような場を与えてくださった恩師に感謝するとともに、今後は私自身も、地域の方々と医療機関との垣根を低くし、交流を深める一助となれればと思います。
2025年12月11日
ACP研修を開催しました。講師は総合診療科の大堀先生です。 今回院内からは、研修医、看護師、MSW、医学生が参加しました。 前回に引き続き、院外から介護支援専門員、看護師の方々からもご参加いただきました。 患者さんの今後の方針決定について、多職種でディスカッションしました。 参加者から以下のような感想をいただきました。 ・とても分かりやすく、多職種で濃いディスカッションができた。 ・患者さんご家族への説明の仕方が勉強になった。 ・同じ状況を経験することがあると思うので、今日しっかりと考えることができてよかった。
2025年12月09日
第157回日本内科学会信越地方会の若手奨励賞プレナリーセッションに研修医2年次の菊池航生先生が参加し、奨励賞を受賞しました。 演題名「COVID-19罹患後にtransient myoclonic state with asterixisを呈した1例」 他にも各診療科セッションで7名の研修医が日頃の研修成果を発表しました。
2025年12月01日
11月29日、日本内科学会信越支部主催、第157回信越地方会が開催され、 当院5名の研修医と当院臨床実習での経験症例を医学生が発表しました。 自分で文献を調べ、指導医や上級医からのアドバイスをうけながら、 スライドと抄録を作成していました。 当日の発表は日々の頑張りがあらわれていました。大変お疲れさまでした。
2025年11月17日
毎年上越保健所に出向き、保健や医療行政を学んでいます。 1年次研修医の研修の様子が11月15日(土)の上越タイムズ(地方紙)朝刊 に掲載されました。写真は、特別養護老人ホームでの施設見学や用具体験研修の 様子です。 児童福祉・医薬薬事対策・衛生行政の役割・感染症対策など、様々な施設で 学んだことを振り返り、今後の研修に活かしてほしいと思います。