新潟県厚生農業協同組合連合会 上越総合病院

初期臨床研修

2013年07月25日

Dr.Sanjayによる教育回診を終えて

研修医 1年目 石田聖朗先生

教育回診とは、Dr.Sanjayや指導医、研修医の前で、担当している患者さんの一症例を英語で発表・討論し、その後、患者さんを一緒に診察するといった、研修医を教育するためのイベントです。今回は自分がプレゼンターとなったわけですが、とても刺激的な経験となりました。今回が自分にとって初めての症例発表であり、かつ、それを英語で行えと言われ、最初はプレッシャーを感じていました。知識も浅く、日々の診療もまだ慣れておらず、患者さんを診察するのも一苦労といった状態で、もがいていた中、自分に御指名がかかったからなおの事です。しかし、篭島先生をはじめ、現在自分が研修中の呼吸器の先生方、他科の先生方、看護師さん、それから病院スタッフの方々にたくさん協力していただき、なんとか無事に発表を終える事が出来ました。

当日は、症例発表だけでなく、Dr.Sanjayによるレクチャーや、臨床問題クイズの研修医チーム対抗戦のようなレクリエーションなども行われました。Dr.Sanjayの人柄の良さもあり、2日間ともにとても盛り上がり、非常に有意義な、そして楽しい時間となりました。

ある先生から「研修医の時は、医師としての姿勢を決める大事な時期だ。今の姿勢が、将来の君の医師としての姿勢となる。」とよく言われます。そのような時期に、今回のような経験をさせて頂いて自分は幸運だなと思いました。今回の教育回診を終えて、ほっと安堵するのと同時に、自分の足りないものに気付かされ少し危機感も感じました。今後は今回の経験を生かして、日々精進していきたいと思います。

Dr.Sanjayをはじめ、今回のイベントに携わった皆様方、本当にありがとうございました。

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