2023年10月05日
卒後臨床研修評価機構による認定が更新されました。 前回の訪問調査後から、よりよい臨床研修プログラムの実現に努力している点が評価されました。 引き続き、さらに質の高い臨床研修の実施と、医師の育成に努めてまいります。
2023年09月12日
秋の日差しに照らされ稲穂が黄金となる季節となりました。妙高山を背景にこの素晴らしい景色を見るのは2度目となり、今年でひとまず見納めとなります。 最近、新天地への移動の準備としまして、たくさんの方に上越のお土産を購入することが増えてまいりました。上越の名産を食するよい機会と思いまして、様々な品を購入いたしました。お土産はなかなか単品で購入することが難しくあります、色々なお土産を個別に販売している場所があればよいと思いましたが、なかなかそのようなお店は見つけることができませんでした。代わりに、インターネットやお店の人に伺ってみると、やはり上杉謙信が携帯食にしていたとされる笹団子や謙信公をしのんだ出陣餅が定番の品であることが分かりました。 しかし!ここで私は笹団子にかわるとんでもないお土産を発見してしまったのです。それは笹団子のように包装のインパクトはなく、大きさも赤子の手のひらにのるほど、中にあんこやクリームが入っているわけでもない、見た目も質素な色に形、ただ、味は今までにない優しい甘さとさわやかさ、これまでの和菓子の概念を覆させられました。高橋孫左衛門商店の翁飴です。この商品の歴史は長く参勤交代の際に、高田城藩主がお土産として上納したことに始まり、古くは1900年のフランスパリ万博にはじまり数多くの賞を現代にいたるまで受賞しております。この小さく素朴なお菓子がこれほどの歴史と実績があることなど想像におよびませんでした。現代ではSNSの流行もあり印象的な見た目、派手な味がもてはやされる時代となりましたが、職人が丹念に作りあげた商品は素朴ではありますが力強く時空をこえて認められ続けるのだと実感いたしました。 医学にも共通したところがあるのかもしれません。AIやロボット、先進的な器具などいたるところでデジタルトランスフォーメーションが進んでおります。これはSNSでのスイーツの流行などとは違い人類が積み上げてきた医学の進歩として、普遍的な時代の潮流なのでしょう。では、医療界の翁飴とはなんでしょうか。やはり、医療にかかわるすべての人がもつ患者の幸せを願う心、救いたいという気持ちでしょう。これらの志は時代が変わっても不変的なものであり、彩りは乏しいかもしれませんが、医療者の愚直な気持ちの結晶であると思います。この結晶は口に含んでも驚きも刺激もないでしょう、ただ、優しく、ほんのり甘い、包み込まれるような味わいに違いありません。 と、まーさすがに無理やりなところはありますが、私が伝えたい思いを連続的に記述することができて幸せに思います。研修も残すところ半年をきりましたが、全力で駆け抜けるつもりです。たくさんの勉強をさせていただいた、上越総合病院関わる方々、上越の皆様には感謝してもしつくせず、一生忘れることのない私の医師人生の大きな基盤であることに間違いはありません。残りの研修で少しでも上越の皆様に何か恩返しができるように日々を過ごしていきます。今回の翁飴を提供するお店である高橋孫左衛門商店の商品である笹飴は夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場します。私も坊ちゃんのように無鉄砲とはいきませんが、自分の正義感に正直にまっすぐなヒトになっていくことが上越医療へのよりよい姿勢だと思っております。 開示すべきCOI関係にある企業等はありません 昨年のCPVSコースからもうすぐ1年。今年度も来月10月に開催予定です。
2023年08月29日
先日、第6回目となる臨床研修医同窓会が開かれ 当院の歴代研修医が集まり、昔話に花を咲かせました。 5、6年ぶりの再会でしたが、当時とまったく変わらない様子で、あっという間に“あの頃”に戻りました。 専門医を取得して立派に活躍されていたり、 娘にメロメロなパパになっていたり… 研修医にとっては、先輩たちからのアドバイスや経験談など聞ける貴重な時間となったはずです。 また来年も元気な姿でお会いできるのを楽しみにしております。
2023年08月14日
先日(8/11)、THE RESIDENT CIRCLE不識庵の研修イベント 「ゴータム・デシュパンデ先生によるケースカンファレンス」が当院にて開催されました。 今回は当院の1年目研修医による症例発表!! ユーモアも交えながら説明してくださるゴータム先生のレクチャーはとても分かりやすく勉強になりました。 終了した後もゴータム先生の周りには研修医がいっぱい!
2023年08月07日
当院では月に一度、各科の先生方が研修医向けにレクチャーを開催しています。 その名も「かきくけこ」 (気になる名前の由来は研修医にお尋ねくださいw) 8月のテーマは整形外科! 救急外来対応マニュアル 整形外科編 ということでいろいろなパターンの骨折に対して救急外来での対応をレクチャーしていただきました。 その後、実際にギプスを装着! 思ったより早く固まってしまうギプスや、慣れない包帯に苦戦しつつも、コツを教わりながら最後はみんな上手に巻けるようになりました!
2023年08月04日
医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO resident」に総合診療科部長の大堀先生と、研修医によるインタビュー記事が掲載されました。臨床実習や研修プログラム、研修医の教育環境についてお話しています。 ぜひご一読ください↓↓ エクセレント賞受賞!指導体制が光る上越総合病院
2023年07月19日
連休初日の7/15、THE RESIENT CIRCLE不識庵主催の研修イベントが開催されました。今回は診断のエキスパートである志水太郎先生をお招きして「食思不振を主訴に来院された男性」と題して症例検討が始まりました。 発表スライドの一枚目から多くの鑑別疾患があげられ、それに対して1つ1つ丁寧に説明していただきました。 志水先生の穏やかな口調のおかげで終始和やかな雰囲気で、実り多い時間となりました。 貴重なお時間を有難うございました。
2023年07月10日
7月5日医療安全研修で、暴言暴力対策研修会が開催されました。 医療安全研修会は必修研修のひとつで、研修医も参加しました。 新型コロナ発生以降、電話対応が増えました。 電話対応の難しさを感じていた研修医もいましたが、 相手がその場にいない場合についても会場で対応が共有されました。 業務の都合や協力病院での研修で、当日の講習会に参加できなかった職員も多くいました。 後日、院内研修システムでの配信を予定しております。
2023年05月23日
5月22日に臨床研修の必修研修である接遇研修を行いました。 講師に認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長の山口育子先生をお迎えし、 「患者と医療者が協働できる医療」と題して、ご講演いただきました。 久方ぶりの対面での講演会でしたが、多職種多数の職員が参加し関心の高さがうかがえました。 ひとりひとりが自らを見つめなおし、翌日からの業務につながるような講演会でした。 今後も全職員対象の研修会を開催していきます。
2023年05月12日
5月10日、研修医向けに真皮縫合トレーニングをしました。 真皮縫合、糸結び動画を見たあとに、実際に手を動かしてトレーニングをしました。 外科の先生方が、研修医や医学生さんにアドバイスをたくさんしていました。