2024年02月05日
2/4に開催されたレジナビフェア金沢に行ってまいりました。 今回は4年生の来場も多い印象で、たくさんの学生さんに当院の魅力をアピールしました。 当院のブースにお越しいただいた学生さん、ブースには来なかったけど気になっていた学生さん、今初めて知った学生さん 病院見学の申し込みお待ちしております。
2024年02月02日
2月1日に令和5年度上越総合病院院内集談会を開催しました。 院内集談会とは、各部署から日頃の業務の成果や研究の結果、活動の取り組み を発表する場です。 医師、看護師、作業療法士、介護福祉士から9題の演題発表がありました。 研修医は2名演題発表し、いずれも小児科研修時の症例でした。 後日院内研修システムでの配信を予定しています。
2024年01月23日
1月22日に、2024年4月から始まる医師の働き方改革について、研修医向けに篭島病院長が説明しました。 当院の取り組みについても共有され、研修医に守ってもらいたいルールを伝えました。 院内研修システムでも説明動画を配信していますが、 制度の理解が深まり、研修医からは超過勤務の申請方法など質問がありました。
2024年01月22日
AM6:00 目覚ましのベルは鳴っていない。 朝日に染まるハイウェイ越しの妙高山に目をやり、紅茶と食パンの準備を始める。部屋の空気はピンと張りつめている。テレビでは箱根駅伝の総集編が流れており、アナウンサーの熱を帯びた実況が寝ぼけた頭の中でぐるぐる回っている。 AM7:00 布団にしがみついた1匹のナマケモノを人間に戻し、洗い物と洗濯物を片付ける。 「あれ、救急車のサイレン聞こえる?」「聞こえへんよ、気のせいやろ」 朝勝手に目が覚めてしまうだけでなく、ついに聞こえない音まで聞こえるようになったかと年月の残酷さを感じつつ、もう1匹の支度を待つ。 「7:40になったら家出ようっと♪」「…今44分だけど」 なぜかいつもせわしなく家を出る。 こんな当たり前の日常も残りわずかになってきたのだな、、そんなことを考え始めた、研修医2年目の学士殿です。 戦国時代の軍神・上杉謙信のお膝元、ここ上越の地での初期研修も2年を終えようとしています。戦国最強と謳われた謙信は生涯71戦で2敗しかしなかったようですが(諸説あり)、私の初期研修を振り返ると数々の苦い敗戦を経て現在があると感じています。 勢いよく電話でコンサルトするも、要領を得ず玉砕した春。 患者さんのルートが全然取れず、手技の未熟さに焦り始めた夏。 学会発表で質疑応答がしどろもどろになり、知識と経験の浅さに絶望した秋。 院内急変にいち早く駆けつけたはいいものの、うまく立ち回れず無力さに落ち込んだ冬。 思い返せば数えきれないほどの失敗があり、そのたび成長させて頂いた2年間でした。 しかし研修医が多くの失敗を主体的に経験できるというのは、ある意味では当院の素晴らしい研修環境の表れなのではないかとも思います。それを可能にしているのが、研修医にも様々なことをやらしてくれ、温かく見守り、何かあれば親身に相談に乗ってくださる上級医の先生方。未熟な私にも気さくに教えてくださり、協力してくださるコメディカルの方々。至らないことや慣れないことがあっても、優しく協力してくださる患者さん。 いろいろな周囲の方々のおかげで今の自分があるのだと実感しています。本当に感謝しかありません。 ところで小生、来年は年男になります(何度目かは秘密♪)。Google先生によれば、巳年生まれは目標を決めたら努力を惜しまず最後までやりぬく粘り強さを持っているらしいです。 春からは専門医として働き始めますが、地を這う蛇がごとく(?) 泥臭く、忍耐強く、またこれまでお世話になった方々への感謝を忘れずに、一歩一歩前進してきたいと思います。
2024年01月05日
当院の臨床研修の魅力の一つに「豊富な多職種研修」があります。 研修に協力的なメディカルスタッフがたくさんいるここ上越総合病院! 多職種研修の様子を ぎゅっと1分間の動画でご紹介します。 (画像をクリックすると動画が流れます) 他にも、こんな動画を公開中!ぜひご視聴ください。 ◎救急科研修中の「研修医の一日」 ◎研修医へ9つの質問
2023年12月27日
12月26日、新潟県立高田高校に通う10名の生徒の皆さんが医師体験で当院に来られました。 昨年度は開催を見送ったため、2年ぶりの開催となりました。 ◎オリエンテーションから始まります。 指導医や研修医と診療科の見学を終えた生徒さんからは・・・ ・医療は医師だけでなくたくさんのスタッフで成り立っていると強く感じた。 ・他診療科の先生の相談に乗ったり、連携したり、普段みることのできない診療の現場をみれた。 ・研修医の先生から勉強等のアドバイスを聞けてよかった。 ◎午後からは、藤田副院長から、外科レクチャーを受けました。 生徒のみなさん、お疲れさまでした。感染対策にもご協力いただき、ありがとうございました。 またいつかお会いできるのを楽しみにしております。
2023年12月25日
お待たせしました。 久々に研修医動画を更新しました。 今回は「救急科研修中のフィードバックの様子」をご紹介! 救急科で経験した症例を報告する研修医 積極的に参加する医学生さん そして大事なポイントをわかりやすく説明する指導医 の様子を動画にしました。 「救急外来で重要なこと」はなにか。。。ぜひご覧ください。 ↓↓画像をクリックすると動画がスタートします
2023年12月22日
フロントガラスに霜が降りている。 上越市の朝の車通勤の一角である。エンジンをつけ視界が晴れるのを待つ。晴れるまでの5分間が永遠のように感じ焦りを覚える。 「もう10分早く起きるべきだった。」しゅうぞうは苦笑いし、そう呟いた。 産婦人科の朝は早い。集合時間までに更衣を済まし、入れ替わりの多い病棟患者に一通り目を通しておきたいため、集合の30分前には病院につきたいのである。ところが意に反して今週から冷え込みが強くなりつい布団に吸い寄せられてしまうのである。 「布団が私を離してくれないのだ。」とりあえず布団に罪をなすり、車に乗り込む。 「何を寝ぼけたことを言っているのだ。」そう横やりをいれるのは学士殿である。学士殿は朝早起きし家事を万全にこなして余裕綽々で出勤するのであるからさすがである。 「年齢を重ねると朝に強くなるのだ。」と若干不機嫌になりながら、上越総合病院の駐車場に到着する。朝早くの出勤であるため、他の職員の車も少なく、駐車場はがらんとしており停め放題である。一番入口に近い場所に車を停め、病院内へ入る。言語聴覚士、オペ室看護師、教育研修センター職員など、廊下で挨拶をする顔も固定メンバーである。 研修医室に入るとまだ朝早いというのに、すでに2-3人の後輩がカルテに向かって仕事をしている。「おはようございます。」と皆、気持ちのよい挨拶を返してくれる。 「朝早いのにご苦労なことだ。ぜひ同期も見習ってほしいものだ。」早速、コーヒーを片手に、向上心の高い学士殿の突っ込みが入る。後輩達も愛想笑いを浮かべる。 更衣を終え、研修医室に戻ると、同じく産婦人科をローテしているゲーマーが到着する。「おはよう。」と軽く会釈し、尋常ならない速さで更衣を終えると一人さっそうと病棟へ上がっていく。遅れまい、と慌ててしゅうぞうも後をついていく。 朝のカンファレンス後、新生児の採血、病棟のオペ患者のルート確保が終わり外来までの間、研修医室で待機する。その頃になると他科の研修医も到着し始める。 「昨日の救外も忙しかったな。」そうカルテの前で救急患者一覧を見ながら救急外来患者の議論を始めるのは主席と学士殿である。主席は新潟大学をその言葉通り主席卒業後、研修医の試験でも全国1位の成績を収める、紛れもないエリートである。その主席と肩をならべ”Brain”と評される学士殿がコーヒーを片手に後輩達を巻き込んでオリジナル症例検討会を始めるのが朝の恒例風景である。 「昨日は一睡もできなかったよ。」やつれた表情で救急外来から研修医室に上がってくるのは来年外科への入局を決めたラパロである。ラパロは本人の意思とは反してよく患者を呼び込むのである。「引きのラパロ」と影で呼ばれていることもしばしばある。 しばらくすると、アナウンサーの席でピッチが鳴る。慌てて近くにいた後輩が電話を取り、「まだいらしていません。」と答える。総合診療科をローテしているアナウンサーに朝病棟看護師から指示の依頼が来るのはいつもの光景である。例年、師走に入るとご高齢の入院患者が殺到し、総診の受け持ち患者はパンクするのである。 程なくしてアナウンサーと金ちゃんがほぼ同タイミングで出勤する。「電話がありましたよ。」律儀に後輩が伝えにいき、「ありがとう、対応します。」と相変わらずのいい声でアナウンサーが応答する。 同期は全部で9人いるが、読影とアーミーは不在である。読影は志望科を迷った後、最終的には父の背中を追って放射線科に入局し、現在は地域医療研修中である。アーミーは研修前から乳腺外科への入局を決めており、一足早く来年度の職場である県立中央病院へ旅立ってしまった。同期が揃うことは今後ない。 「もうそういう時期が来たのか。」ぽつりと誰かがつぶやき、「何が?」と誰かが反応する。 「卒業」まで一瞬である。 CPCを補完する臨床検討会を開催しており、その様子です。
2023年12月06日
ACP研修を開催しました。講師は、総合診療科の大堀先生です。 研修医、看護師、MSW、医学生も参加しました。 患者さんの状態から、最も望ましいと思われる選択肢をグループで意見交換しました。 大堀先生を登場人物に見立てて情報を集め、さらにグループで意見交換しました。 各グループから意見が述べられ、私たちにできることを考えました。
2023年12月05日
昨日、研修医を対象に、安全で正しい採血のしかたを看護部よりご指導いただき 採血する際に注意するポイントや安全対策、針の捨て方などをしっかり再確認することができました。 看護師さんに教わりながら、シミュレーターで繰り返し練習中↓