新潟県厚生農業協同組合連合会 上越総合病院

2019年05月24日

お知らせ

「ACPを学ぼう」開催報告

人生の最終段階における医療・介護のあり方に関する諸問題を検討すべく発足したPOLSTワーキングループは、この5月で3年を迎えるに当り、より普遍的な名称として「ACP準備委員会」と改名し、新たな取り組みに着手しました。
その一段として、これまでは講師を招いての勉強会という受け身の活動を中心にして来ましたが、今回は「高齢の患者さん、肺炎は治ったけれど弱って食べられなくなったらどうする?」の題のもとに、具体的な事例を通して、参加者全員がそれぞれ医療者の立場で高齢患者の最終段階の医療について具体的に考える機会を提供しました。
これを通じて老年症候群の自然経過、魔法のように信じられてきた点滴の功罪などについても十分に理解していただけたのではないでしょうか。
今回は当初予想していたよりはるかに多くの参加者を得、次回企画に向けて大きな弾みとなりました。

今後第2、第3弾と新たな企画を予定しておりますのでご期待ください。

上越総合病院 救急科 丸山正則



 
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