お知らせ
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2016年06月18日
看護部ブログ看護の日イベント
21世紀の高齢化社会を支えていくためには、看護の心、ケア―の心、助け合いの心を私たち一人一人が分かち合うことが必要です。こうした心を老若男女を問わず、誰もが育むきっかけとなるよう各病院施設で、イベントが行われています。 今年は5月10日上越ショッピングセンターアコーレにて、唾液中のアミラーゼでストレスを測定するストレスチェック、アロマオイルによるリラクゼーションコーナー、血圧測定、体脂肪測定などを行い、「健康や看護、助け合いの心を考え直す機会となれば」との思いでイベントを開催しました。また、熊本地震の避難所に医療を届けるため、義援金の募金箱を設置し協力を呼びかけました。イベント終了後、引き続き募金箱を病院正面玄関に設置し、外来に来られた方々にご協力いただきました。なお、義援金は「特定非営利活動法人 ジャパンハート 避難所に医療を届ける熊本地震緊急支援」に6月2日送金させていただきました。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。 上越総合病院看護部では、これからも地域の皆様との触れ合いを大切にしていきたいと考えております。
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2016年05月09日
患者サポートセンター便り地域連携センター便り 4月号(2016)
目次 ごあいさつ 新任医師紹介 研修医紹介 診療科担当医師 地域連携センター便り 4月号(2016)
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2016年05月09日
患者サポートセンター便り地域連携センター便り 2月号(2016)
目次 ごあいさつ 部門紹介リウマチ外来 栄養サポートチームの紹介 診療科担当医師 地域連携センター便り 2月号(2016)
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2016年05月06日
レジデント日記第46回 多職種教育のすすめ
一年生が研修を始めて一か月がたちました。去年の自分の姿を思い出しながら二年生が寄り添ってくれている姿は、とても微笑ましいです。ありがとう。ベテラン指導医は敷居が高いけれど、先輩研修医には質問もしやすいもの。屋根瓦研修のありがたさです。 さて、研修を始めてみて、あらためて医療がチームで行われていることを実感している人も多いのではないしょうか。たとえば患者さんが発熱した場合を考えてみましょう。臨床推論を助けてくれる指導医のほかに、指示を受けてくれる看護師さん、検体検査をしてくれる検査技師さん、X線写真を撮ってくれる放射線技師さん、薬を準備してくれる薬剤師さん、薬を病棟に届けてくれる助手さん、点滴をしてくれる看護師さん、一連の処置をレセプトに反映させてくれる事務員といった具合です。もちろんさまざまな場面でほかの職種のスタッフがかかわることもあります。これだけのスタッフにバトンが受け継がれて、初めて医療行為が完結するのです。 では、多職種からなる医療チームが円滑に機能するには(よいチームワークを実現するには)、何が必要でしょう。まず、お互いに相手の考えていること、やろうとしていることを十分に理解しなければなりません。そのために必要なのはコミュニケーションですね。 では、良いコミュニケーションのためには何が必要でしょう。自分の考えを言葉にして伝えること、相手の言葉を理解しながらよく聞くこと、確認できるように記録をすること。これは当然のことです(とはいえ、実行し続けるのは簡単ではありませんが)。でも、それだけで十分といえるでしょうか。 みなさんが悩みを抱えていて、Aさん、Bさんの二人に相談をしたとします。Aさんは誰が聞いても頷ける正論をあなたに助言しました。でも、あなたの話をあまり聞いてくれないし、あなたの気持ちを理解しようとする雰囲気がありません。Bさんは「私はこう思うけど、でも難しいね」と、Aさんほど頼りになりません。でも、あなたの話をよく聞いてくれて、あなたがどういう人なのか、なぜ悩んでいるのかを理解しようとしています。みなさんはAさん、Bさんのどちらに相談をしたいですか。Bさんと答える人が多いのではないでしょうか。 AさんとBさんの違いは、悩んでいるあなたに対する関心、共感の有無です。人は自分に寄り添い、理解してくれる人に心を開くのです。これはチームワークについても同じこと。チームのメンバーたちは、自分たちの業務や苦労を知っている人、知ろうとしてくれる人を信頼します。これから医師として医療チームの中心となる皆さんにとって、ほかの職種のスタッフの気持ちを知ることは、とても大切なことなのです。 そのために一番良い方法は、職種の違いを越えて共同作業を体験することです。その目的で、昨今多職種教育が注目されています。学生時代から、あるいは就職して間もない時期に、他職種のスタッフと一緒に共通のテーマについてディスカッションをしたり、互いの業務を体験するものです。職種ごとの考え方の違いに基づく多様な意見を聞くことで相互理解が深まり、どの職種の仕事も大変であることを実感します。そんな中から共感をはぐぐみ、相互理解が深まり、コミュニケーションや連携が円滑になる、ということです。 このように考えると、コミュニケーションとはつまるところ思いやりの気持ちを持つことなのかもしれません。皆さんがこの4月、オリエンテーションに続いて新人看護師さんと体位交換や排泄介助、点滴などの研修をしたのも、まさにこの多職種教育の一環だったわけです。今回学んだことを、これからの皆さんのプロフェッショナルとしてのふるまいに活かしてほしい、そんなふうに思います。
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2016年04月30日
看護部ブログ「看護の日イベント開催のお知らせ」
看護部では例年GW明けに、上越ショッピングセンターアコーレ様イベント広場にて、「看護の日」イベントを行っています。 今年は 5月10日(火)13:30~15:30 まで 血圧測定、体脂肪測定、ストレスチェック、白衣体験、アロマハンドマッサージなどを通して、地域の皆様との交流を大切にしたいと考えています。 是非お越しください。当院看護スタッフがお待ちしております 当院の玄関に飾られたこいのぼり 患者様に季節を感じていただけるように…。 次は、何を飾ろうかしら。
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2016年04月28日
看護部ブログ「平成28年度スタート」
今年は19人の新入職者を迎え、新しい年度がスタートしました。 新人たちは、5人の1年目研修医と一緒に、2週間の集合研修を終え、現場での業務を開始しました。 先輩たちもしっかり支えます!みんなも同期で力を合わせて頑張ってね。
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2016年04月04日
レジデント日記第45回 ようこそ、上越総合病院へ
北国の桜も開き始め、今年も新しい仲間がやってくる時期になりました。新一年生のみなさん、ようこそ。みなさんとこれからご一緒できることを、心から嬉しく思います。 みなさんを迎える少し前に、研修を修了した先輩たちの卒業式がありました。前途の実りを願いながらも、別れはやはり淋しいもので、何となくシュンとしていましたが、みなさんの笑顔がそれを吹き飛ばしてくれました。 二年生になったみんな。今日からは先輩こじょんのびになります。新入生のきらきらした姿を見て、去年の自分を思い出したことでしょう。みなさんは一年間、いろんなものを見て、多くの修羅場をくぐってきました。昨年に比べたら、ずいぶん白衣が似合います。自信をもって下さい。 でも、みんなまだ発展途上。振り返れば、自分に足りないこと、勉強しないといけないことがたくさんあることに気がつくでしょう。そこに成長のヒントがあります。自分を変えてゆくために、今まで以上に積極的にいろんな場面に飛び込んで下さい。貪欲に経験して、省察を重ねて下さい。後輩たちはそんなみなさんの姿をじっと見つめています。 一年生のみなさん、医師としても、社会人としても、まだスタートラインに立ったばかりです。あわてることはありません。その日の予定を一つ一つこなしてゆくことから始めましょう。しばらくオリエンテーションや、新人看護師さんたちと一緒の他職種研修が続きます。これについては次回に詳しく述べるとして、職種の違う人たちとの研修は、医師として成長してゆくための肥やしになるはずです。まずは新しい体験を楽しんで下さい。 二年という研修期間は、短いようで長いです。みなさんはこれからいろんな経験をするでしょう。愉快なことよりも、辛かったり落ち込んだりすることの方が多いかもしれません。そんなときは、決して一人で悩まないで下さい。同僚や先輩、指導医、メンターなど、誰でもいいので、相談をして下さい。当院では臨床研修病院として、全職員で皆さんをサポートしてゆくような文化を作ることを目指していますから、安心して研修をして下さい。 みなさんにお願いすることばかりではなく、われわれ研修の体制づくりをする側も、プログラムを改善してゆくために振り返りをしなければなりません。人は多様です。一括りに研修医、あるいは指導医といっても、研修に対する考え方は一人ひとり違うでしょう。その多様性は尊重されなければなりません。 一方、臨床研修にはさまざまなニーズがあります。研修医がこうしたいと思うニーズはもちろんですが、患者さんが「こんなお医者さんでいてほしい」というニーズもありますし、社会が「こんな医師を育ててほしい」というニーズもあります。厚労省が定めている、全国共通の臨床研修の到達目標もクリアできるようにしなければなりません。 多様性を許容しながらこれらのニーズをバランスよく実現し、みなさんが研修に専念できるようにすることが、臨床研修のマネジメントだと言えるでしょう。そのための環境づくりをするのがプログラム責任者をはじめとする臨床研修病院の役割だと思っています。 年に一度、研修医のみなさんにプログラムの評価をお願いしています。厳しい指摘もありますが、それこそがプログラムを改善させてゆくヒントだといえます。限られた資源(人、物、時間)の中で、少しでもよいプログラムが実現できるよう、今日もあれこれ考えます。なかなかじょんのびさせてもらえません(笑)。 お知らせです。7月23日、24日の両日、上越市内で臨床研修指導医講習会を開催します。研修医の参加も大歓迎です。興味のある方は、当院臨床研修担当 rinsho@joetsu-hp.jp までご連絡をどうぞ。
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2016年03月31日
お知らせ第1回上越総合病院臨床研修指導医講習会を開催いたします。
このたび、第1回上越総合病院臨床研修指導医講習会を平成28年7月23日(土)・24日(日)の両日、一泊二日の合宿形式で、開催することとなりました。 詳しくは、下記リンクの文書をダウンロードしてご参照ください。 参加の申込みは、文書内の別紙「参加申込書」を4月20日(水)までに下記宛てに提出をお願いいたします。 なお、参加申込者が多数の場合は、後日全体の人数を調整いたしまして、参加の可否を連絡させていただきます。 「第1回上越総合病院臨床研修指導医講習会」開催要項 【参加申込先】 上越総合病院 臨床研修センター (担当:佐藤・梅澤) 〒943-8507 新潟県上越市大道福田616番地 TEL 025-524-3000 FAX 025-524-3002 E-mail rinsho@joetsu-hp.jp
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2016年02月29日
レジデント日記第44回 二つの自分
九州大学大学院の先生方が、彼らが発見した小惑星に「王貞治」という名前を申請して認められたというニュースが伝わってきました。世界のホームラン王もびっくり、といったところでしょうか。「これを機会に野球ファンが天文学に興味を持ってくれたら嬉しい」という王さんのコメントもスマートでした。 星といえば、サン=テクジュペリの「星の王子さま」の一節に、こんなことが書いてあります。大人たちは何もわかっちゃいない。本当は象を飲み込んだウワバミの絵なのに、誰に見せても帽子だとしか答えないんだから。人はなかなかその固定観念を変えることができない、自分がそうだと信じていることほど、実は真実とはまったくかけ離れていることがある、ということのたとえ話でしょうか。 このことは、自分自身にもあてはまるのではないでしょうか。 たとえば服装の好みです。自分が選ぶといつも同じような柄や色合いのものになってしまいがちです。その方が慣れていて安心ですから。でも、それは自分の可能性に目をつむっていると言えるかもしれません。いつもシックな着こなしで固めている彼女、カジュアルなものをまとったら、別人かと思うほど似合ってる。勇気を出して髪型を変えたらびっくりするほど好評で、何だか自分に自信がついてきた。そんな経験はありませんか。 わたしたちは、本当の自分を知りません。自分のふるまいが患者さんや医療チームのほかのスタッフの目にはどのように映っているか、まったく気がついていないのです。鏡に映る自分は、正面からの、少し気取った姿だけでしかありません。自分の後姿は誰にも見ることができないし、まして自分の言動が、それを受け取った人の心にどんなさざなみを作りだしたかは、全く知る由もありません。 しかしながら、周囲の人から見た自分のイメージは、そのような、自分では見ることのできない要素により多く規定されているでしょう。自分の知っている自分と人が把握している自分とは、まったく違うものなのです。 専門職としての医療者になるということは、周囲に映る自分が医療者に求められる望ましいふるまいをしているということです。おのれのイメージが周囲から見たイメージと一致していて、自然にそのようなふるまいができれば理想的だと言えるでしょう。 みなさんの研修は、そんな自分探しの毎日だと言えでしょう。では、医療のプロフェッショナルとしての姿に自分を近づけるにはどうしたらよいのでしょうか。 その方法の一つが、省察(振り返り)です。当院では一診療科のローテーションが終わるたびに、研修振り返り評価をしています。みなさんに自己目線でおのれのパフォーマンスを振り返ってもらうことはもちろんですが、看護師長さんなど他職種の指導者にも参加してもらって、外からの視点も加えた評価をしてもらっています(360度評価といいます)。 360度評価は、特に厳しめの評価をうけた場合など、みなさんにとっては心に痛いこともあるようです。その気持ちはわかります。とはいえ、意に沿わないことがあっても、ひとまず耳を貸していただくことが大切です。誰でも初めてジーンズを履いたときは、ずいぶん窮屈だと感じたのではないでしょうか。我慢して着ているうちに、それが似合う自分に変わってきたはずです。 変わることは、進歩です。さなぎは羽化するまでの間、葉っぱの裏にぶら下がって、陽射しや風雨に耐えなければなりません。でも、それを苦もなく受け入れているように見えます。その先に美しい蝶として舞う日々が待っているのですから。 お知らせです。7月23日、24日の両日、上越市内で臨床研修指導医講習会を開催します。研修医の参加も大歓迎です。興味のある方は、当院臨床研修担当 rinsho@joetsu-hp.jp までご連絡をどうぞ。
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2016年02月25日
お知らせマタニティヨーガ教室終了のお知らせ
平成28年3月1日をもちまして、マタニティヨーガ教室を終了とさせていただきます。 今後は「母親学級」において分娩時のリラックス方法、呼吸法などの内容を盛り込み、充実させていただく予定となっております。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 平成28年2月25日 新潟県厚生連上越総合病院 病院長