お知らせ
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2016年02月09日
患者サポートセンター便り地域連携センター便り 10月号(2015)
目次 ごあいさつ てんかん外来の開設 上越総合病院ケア マネジャー交流会を開催しました 診療科担当医師 地域連携センター便り 10月号(2015)
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2016年02月09日
患者サポートセンター便り地域連携センター便り 12月号(2015)
目次 ごあいさつ 内科(和漢診療)外来のご案内 がん緩和ケアチーム(CCST)の紹介 診療科担当医師 地域連携センター便り 12月号(2015)
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2016年02月08日
レジデント日記ゴータム先生教育回診
1月9日、10日と2日間に亘ってゴータム・デシュパンデ先生による教育回診があり、私は1日目に症例提示をさせていただきました。 英語でのプレゼンテーションは初めてで、準備も発表も戸惑うことばかりでした。咄嗟の質問に上手く答えられないことなど反省点もありましたが、ゴータム先生が私たちに分かりやすいような表現を使ってくださったり、指導医の先生方に助言をいただいたりして、楽しみながら症例検討することができました。自分では思いつかなかった疾患や考え方に気付かされ、とても勉強になりました。 2日目は糸魚川総合病院での症例検討でしたが、前日にプレゼンターを経験したせいか今までの教育回診よりも積極的に話し合いに参加し、発言できたのではないかと思います。 この2日間、大変貴重な経験をさせていただきました。ゴータム先生、そしてご指導いただいた循環器内科や総合診療科の先生方、本当にありがとうございました。
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2016年01月28日
レジデント日記野尻先生の論文
野尻先生の論文で掲載された医学誌は、「臨床医薬 第31巻 第12号 別冊 平成27年12月発行」です。 Rabeprazole を含む三剤療法の Helicobacter pylori 一次除菌に対するパック製剤の効果に関する検討
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2016年01月21日
レジデント日記第43回 考えて、学ぶ
一月もはや下旬。この間年が明けたと思ったのに、まさに光陰矢のごとしです。弾丸寒波で太平洋側までも雪模様、そんな中小生は胃腸炎で体調を崩し、健康のありがたみを痛感した昨今であります。 新しい年、みなさまいかがお過ごしでしょうか。医学部六年生諸君は、目の前の国家試験に向けて、文字通り寝る間も惜しい毎日をお過ごしでしょう。どうか体調には気をつけて、晴れてマッチング先の研修を始めることができるよう、お祈りしております。研修二年生は後期研修先を決め、研修終了に向けて仕上げをしている頃でしょうか。新しいステージへ大いなる一歩を踏み出すために、後悔のない毎日を過ごしてほしいものです。 さて、試験とか修了とか、一つの節目を迎えるたびに、「もっと勉強しておけばよかった」と思うのは人の常、ですよね。たしかに誘惑に負けて飲みに行ってしまい、やるべき勉強を後回しにしたこともあるでしょう。おしゃべりに夢中になって、スケジュールを反故にしたこともあるでしょう。でも、研修の大部分で、みなさんは一所懸命に学んできたのではないでしょうか。それなのになぜ、自分が満足できるほどの知識が残らないのでしょう いろいろな意見があります。知識だけが医者の能力ではない。それはそのとおりです。手技をこなせるスキルも、患者さんに共感できる真心も、医者として欠くことのできないコンピテンシーに違いありません。しかしながら、たとえば読み書きそろばんと言われるように、知識はないよりはあった方が良いでしょう。ましては、専門職としての医師として今後自立してゆくためには、知っていることが一つでも多い方がよいでしょうし、知らないことを新しく学ぶ習慣を身に着けておくことは、とても大切だと言えるでしょう。 では、どうしたらそのような知識や習慣が身につくのでしょうか。人によって多様なスタイルがあると思いますが、はっきりしているのは、丸暗記は長続きしないということでしょう。できれば病態生理にそって、考えながら頭の中に整理することです。○○だからこうなる、という筋道をつけるということです。そうやって収納しておけば、この筋道の上の何か話題になったとき、道の上にあるすべての情報を想起できるようになります。道と道を結ぶ横道ができれば、さらに知識のネットワークができて、一を聞いて十を知る、あるいは一を聞いて十思い出すということができるようになります。 この学習には時間がかかります。考えながら進まなければならないからです。加えて脳に学習した内容を収納するとき、その刻印を確かなものにするために、教科書を黙読するだけではなく、音読したり、自分なりにノートにまとめたりして、指先、声、耳の五感を使う必要が生じます。これも時間を要します。 とはいえ、手間をかけて耕しておくと、記憶が長続きするだけではなく、新しいことも覚えやすくなります。一見効率のよい表面的な学び方では、知識が消え去るのも速いのです。学生さんや研修医諸君には、手間がかかっても、考えながら学んでほしいと思います。そんな習慣を身に着けることができれば、研修の成功は、半ば約束されたようなものでしょう。 さあ、よいことのたくさんある一年になりますように。
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2015年12月22日
レジデント日記松本謙太郎先生(H27.11.7)による教育回診を終えて
松本先生は豊富な知識と様々な診断方法をお持ちで、それを私たちにおしみなく教えてくださいました。そして豊富な豊富なボケと鋭いツッコミで、会場は常に明るく話しやすい雰囲気の症例検討会となりました。 松本先生はコミュニケーション能力にも優れておられ、またご自身で「人が好き」とおっしゃっているように、幾多ものコミュニティーに属してたくさんの人と密に関わりながら総合診療を極めていらっしゃいます。こういう学会があったんだ、こんな勉強会がヤバかったんだという楽しいお話に、自分も引き込まれていきました。 1日目は自分のとっておきの心残りの症例を提示させていただいたのですが、松本先生は交流のある他の総合診療の先生方にまで打診してくださり真摯に向き合ってくださいました。自分でも、やっとその症例に自分なりの決着がついた気がします。 飲み会の場では自分の進路相談もさせていただきたくさんの候補病院また勉強サイト・本を教えてもらいました。自分の知らないことの多さにも愕然とさせられ、非常に勉強意欲をかきたてられました。現在それらをかたっぱしから勉強中です。 松本先生本当にありがとうございました。是非またいらしてください。
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2015年12月04日
レジデント日記第42回 言葉の力
当院では毎年一回、イノベーションレクチャーと銘打った講演会を開いています。ここでいうイノベーションとは、新しい発想を持ち、自分や自分の所属する集団の意識や行動を変え、新しいステージに上ってゆくようなイメージを持っています。同じ環境の中にいたのでは、新鮮なアイディアは生まれません。医療とは異なる分野の方を講師に招くことが大切です。今年は十一月の末に、国語教育がご専門の、玉川大学大学院、松本修教授を招いて、「言葉の力-読みの交流でつながる-」というタイトルでお話ししていただきました。 思うに、私たちはあまりに話をしなくなっています。スマホやネットを見ることには夢中になるのに、人に自分の気持ちを伝えるとか、ほかの人の考えを聞くということをほとんどしない。君たち若い人たちの様子を見ていると、むしろそれを煩わしく感じているような気さえします。患者さんに対しても、医療チームの仲間にも、話を聞いたりしたりすることは医師として欠かせないことなのに。 松本先生は、子供むけに書かれた詩の一節を用いて、何について語っているのか、参加者にディスカッションを促し、その結果を発表することを求めました。最初はみんな静かです。自分が試されているような気がするし、間違ったことを言ったら笑われそうだし。でも、そんな心配は杞憂でした。もともと一つの正解しかない問いかけではありませんし、ディスカッションしやすいように、松本先生がグループの人数を調整してくれていましたから。次第に会場は賑やかになり、自分が考えてもいなかったような意見が出ると、なるほどと感心する声も聞こえていました。 もっと頭を柔らかくしなくては。-そんなふうに感じた参加者が多かったかもしれません。しかし、松本先生のねらいは別のところにあったような気がします。 自分ひとりで考えていたのでは、限られたアイディアしか生まれません。一途になればなるほど、自由な思考が停止してしまいます。だから言葉も出てきません。 しかし、ひとたび自分の考えを言葉にすれば、たとえそれが拙かったり、「何も思いつきません」といったものだったとしても、近くにいる人がそれを聞いてくれます。その相手は、あなたの意見に対する感想を口にしてくれるでしょう。あるいはあなたの発言が、相手に自分の意見を述べるための勇気を与えるかもしれません。相手の考えを聞けば、そこにあなたのものとは違う視点が見つかります。あなたは今までとは違った方向から、新しい方法でものを見ることができるようになります。言葉のキャッチボールは、単に気持ちを伝え合うだけではなく、お互いの脳に新しい扉を開き、それぞれの可能性を高める大切な手段のひとつなのです。それに気がつくことこそ、今回の講演の主眼だったのでしょう。 今でも「ムンテラ」という言葉が残っていますが、かつてのドイツでは、患者さんと語り合うことを治療に役立てようとする、Mund Therapieとう考え方がありました。最近ではnarrative medicineと呼ぶのかもしれません。医師と患者の間にも、語りを通じて感じること、考えることがたくさんあります。その人間らしい営みが、病を癒し、みなさんを患者さんの痛みや悲しみがわかる医師にしてくれるのだと思います。あるいは同僚、指導医、他職種のスタッフとの会話。すべてがみなさんを仲間の気持ちがわかり、自分に求められている役割を理解し、言われなくてもそれを実践できる医師にしてくれるのです。 みんな、もっと話をしましょう。ときにはスマホをしまったままの一日があってもいいではありませんか。
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2015年11月17日
レジデント日記電気メス・エネルギーデバイスのハンズオンセミナー
11月13日に北海道から渡辺祐介先生をお呼びし、市中病院では全国初となる電気メス・エネルギーデバイスのハンズオンセミナーが開催されました。 普段使っている電気メスのこと、こんなに知らなかったんだ!と目からウロコでした。 カナダ留学のお話も聞けて、また県外からいらした外科の先生方との繋がりもでき、trauma surgery や general surgeon に興味がある私にとって大変幸運な1日でした。
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2015年11月12日
お知らせ卒後臨床研修評価機構(JCEP)認定
去る9月11日に、特定非営利活動法人 卒後臨床研修評価機構(JCEP)の現地調査が行われ、このたび全国で178番目の認定病院として登録されました。 新潟県内では、新潟市民病院に次ぐ2病院めとなります。 これからも臨床研修医の教育を通じ、病院全体で地域の皆さまに貢献できるよう努めて参りたいと思います。
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2015年10月15日
レジデント日記病院祭!
今回の病院祭では恒例となった劇に加え、新しく作られた研修医ブースを通して地域の皆様と直接交流できて、上越をより身近に感じられるようになりました。 またこういう機会があれば積極的に参加していきたいです! 1年目研修医